チームで取り組む
ものづくりの醍醐味

Y.M. 2018年入社
技術部 生産技術室

ロケットや航空機・高精度パーツの設計開発に憧れて

もともとものづくりが好きで製造業の設計開発に興味がありました。ロケットや航空機・高精度パーツ・3DCADでの設計開発に憧れていましたし、UACJ鋳鍛はお客様や現場作業者の方との距離が近く、一緒にものづくりができる環境と聞き入社しました。
実際に入社してみるとまさに言葉通り、難しい要求仕様、サイズや強度など、短納期、といった要望に対し、自分の意見、現場の意向を鑑み、意見を突き合わせ、皆さんの意見をもらって、各工程で実際にやってみてつくりあげていきます。自分のアイデアや力だけでは限界がありますから、みんなで意見や知恵を出し合って開発を進めていくのです。決してひとりでやっているわけではないのですね。
足並みを揃えて協力しあってチームとしてものづくりに携わることが醍醐味だと思います。

要望とコストの妥協点を見出す

現在は、自由鍛造・型打鍛造品製造技術の開発を担当しています。
鍛造設計の分野では、お客様からいただく、強度や寸法、形状の仕様、その他細かい要望に対して、UACJ鋳鍛が持つ技術を駆使して実現していきます。もちろん時間とコストをかければそれらの要望を満たすことは可能なのですが、相反する強度とコストの妥協点を見出すことがとても重要です。

その他にも、既存技術の改善にも取り組んでいます。 量産品の生産技術においては常に、製造工程、時間の見直し改善、課題の解決を目指しています。
以前、リング形状の特大サイズの鍛造で不具合があったのですが、工程を増やすことで解決したこともあります。熱処理工程で不具合があったところ、機械加工の工程を追加することで、一見コスト増に見えることも、結果として歩留り率が向上し、トータルではコスト減につながりました。
こうした製造上の制約や、製造工程での取り組みやすさも視野に置いて取り組むことが難しい一方で、実際に数値となって結果が出てきますのでとてもやりがいのある仕事です。

成功も失敗もコミュニケーションから

新規品開発の案件で、かなりの短納期かつ受注数量が多い製品がありました。さらに、特殊な鍛造方法や製造工程になるため、事前によく準備・打ち合わせを実施しました。いろいろな方に協力をいただき、無事に終えて出荷。みんなの力で乗り切ったことが印象に残っています。
一方で、現場作業者の方に作業を依頼したとき、私の連絡不足・準備不足により、無駄な作業や時間ロスが発生させてしまったこともあります。
成功・失敗のいずれも、コミュニケーションによるもの。ものづくりの現場はやはりコミュニケーションが大切だと思います。
ミスしたときも、普段のコミュニケーションから、早期発見することでミスが大きくなることを未然に防ぐことにつながります。すぐ報告してもらえるような環境をつくり、自分や一緒に働いている方々の安全を第一に、お客様や一緒に働いている方々から信頼してもらえる職場づくりを目指しています。

PROFILE

Y.M.

2018年入社

技術部 生産技術室

会社の野球部でピッチャー

オフの過ごし方
会社の野球部に所属していて、試合がある日は野球をやっています。
小・中・高校時代からやっていて、ポジションはピッチャー。打撃も得意です。

メッセージ
私はこの仕事と仲間に出会えて、日々充実しています。
仕事で関わる人との関係と、時間を大切にすることが大切だと思います。

SCHEDULE

1日のスケジュール

8:30
出勤
8:45
朝の情報交換
10:00
現場立会い・製品フォロー
12:00
食堂で昼食
13:00
見積り・鍛造設計の検討
15:00
3Dモデル作成・シュミレーション設定
17:00
進捗まとめ・明日の準備など
17:15
退社